冷凍食品ライン 供給・計量・包装・製品検査・自動箱詰め
現在、お客様のご要望は機械単体だけでなく、生産ラインとしての効率化、生産能力アップを望まれるケースが多くなりました。冷凍食品のラインでは、コンピュータスケールを冷凍庫内に設けて設置し、商品を冷凍状態のまま高速、高精度に計量し、後続の縦型ピロー包装機で包装します。
袋詰めされた商品は金属検出機、異物検査機で検査した後、オートケーサーにより自動的に箱詰めします。最終段階としてパレタイジングロボットにより、高速かつ正確にパレタイズします。
コンピュータスケール
商品を冷凍状態のまま高速、高精度に計量します。
操作部には見やすく操作性の優れた12.1インチのフルカラー液晶タッチパネルを採用しました。シンプルで簡単な操作を実現しています。
アシスタント機能により、操作手順を画面表示します。
縦型ピロー包装機
カラー液晶タッチパネルが従来より大きくなって更に使いやすくなりました。サーボモータを使用することで安定したフィルム送りを実現しています。
包装機の予約(商品設定)を変更すれば計量機やウェイトチェッカー、X線異物検査装置の予約も自動的に切り替わるオプションもご用意していす。
金検付ウェイトチェッカー
高出力デジタルロードセンサーを搭載しています。
マルチレンジで秤量切り替えに対応します。
高速での応答性と清掃性を両立したミッドシップレイアウトを採用しています。
計量部は脱臼限界構造により不意の衝撃から重量センサーを保護します。
X線異物検査装置
X線異物検査の要となる画像処理には、最新技術である「GA/遺伝的アルゴリズム」を搭載。商品影響を抑え高感度の異物検出を実現しました。
シンプルで簡単な操作性を実現しています。
異物検査と同時並行して欠品検査、推定重量検査が可能です。
オートケーサー
最新のXYロボットの採用により、内容物の重量、特性、箱詰め個数など、製品の特性に合わせて「田の字」「サシミ」「段積み」など、様々な詰め方に対応します。
袋の密閉度や重量、段ボールケース中への袋詰め数など計量機メーカーならではのチェック機能をオプションでご用意しています。
パレタイジングロボット
多数の商品が詰められた段ボールをパレットに積み付ける作業は長時間にわたる大変な作業です。
パレタイジングロボットは、高速に、正確なパレタイズを実現し、省力化、省人化に効果を発揮します。
冷凍食品ラインの導入で得られるメリット
- 高速、高精度計量による歩留りの向上
- 商品を冷凍状態のまま、高速に計量・包装・検査・箱詰め
- 生産能力の大幅アップ
- オートケーサー、パレタイジングロボットによる省力化、省人化
ご紹介した製品・サービス
※本事例中に記載しております製品名や数値などは掲載日時点のものであり、予告なく変更する場合があります。