色々な仕事を経験させて頂いておりますが、一番やりがいを感じた仕事は、例えば現在１５年、２０年とイシダ製品を使って頂いているお客様から入替を検討したいというケースです。
もちろん機械的な部分を言えば構造や性能も上がり、計量精度も清掃のしやすさもバージョンアップしておりますが、今使っていて作業者が負担になる所はないか、今の考え方を変えてこうしたらどうかなども考えながら自分の提案を認めて頂き、入替た後に「前のよりもすごくいいね！」とお声頂けた時は、イシダ産機の先輩方が作ってきた歴史と、お客様の機械を次の世代へ繋げられたという気持ちも感じることができました。

簡単に入替するだけではなく前より少しだけ工夫することで機械性能だけではなくお客様に喜んでいただけることを経験できました。

現在私が担当しているエリアのある産地製品の話ですが、現在までの提案では機械に１名~２名で製品を機械へ投入する作業を行うセミオート機（人の介入が要る）をほとんどのお客様にご使用頂いております。しかし現在人手を使わず全自動で計量する機械を私たちは展開しており、１０年後すべてのお客様が全自動の計量機をご提案しご使用頂き、省人化ラインをご提供すること。私の担当エリアでそれが普通となっていく光景を見ることが私の夢です。

日々新しい事に出会う仕事なので自分の技量を磨き、その技術がメンテナンスの品質向上やお客様の満足に繋がった時です。
経験が浅い新人の頃。修理に伺ったお客様先で不具合が起きている原因を探っていたところ、自分の力不足で1人では対応できず、先輩に電話で指示をいただきながら作業をしました。時間がかかりお客様にもご迷惑をおかけし、自分のスキル不足を痛感しました。
その後力をつけるため先輩からアドバイスを頂いたり、社内の勉強会に積極的に参加することで自身のスキルアップを目指しました。その結果今では自信を持って対応できるようになり、以前までは難しいと感じていたことができるようになった時は嬉しかったです。時にはお客様より感謝の言葉を頂く事もあり、「お客様や社会に貢献している」というやりがいを感じます。

自分の技術に誇りを持ち、より質の高いサービスを提供することでお客様に喜ばれ、信頼して頂けるサービスエンジニアでありたいです。
そのために、まずは扱える機械を増やしていくのが目標です。現在は検査機器を主に対応しておりますが、今後は複雑な仕組みでスキルがないと扱えない計量包装トータルシステムのメンテナンスができるようになるために勉強しています。
将来的にはお客様から「困ったらこの人に頼りたい」と思っていただけるように日ごろからコミュニケーションを大切にし、昨日の自分より今日の自分が成長できているよう日々技術を磨いていきます。